引越しの「前日」までに冷蔵庫の電源を切らなければいけない理由
引越し作業の中で、意外と見落とされがちなのが「冷蔵庫の事前準備」です。引越し業者の案内にも必ず書かれていますが、冷蔵庫は引越し前日(遅くとも15時間前まで)に電源(コンセント)を抜いておくことが絶対のルールです。
理由は、冷蔵庫の内部に溜まっている「水」や「霜」を完全に溶かして抜いておく必要があるためです。電源を入れたまま、あるいは直前に切って運搬してしまうと、トラックの中で溶けた水が漏れ出し、他のダンボールや大切な家具、新居の床を水浸しにしてしまうという大惨事に繋がります。
誰でも簡単!「霜取り」と「水抜き」の正しい手順
水漏れトラブルを防ぐための正しい準備手順は以下の通りです。
- 中身を空にする:前日までに冷蔵庫と冷凍庫の中身をすべて空っぽにします。
- 電源を抜く(霜取り):前日の夜(遅くとも寝る前)にはコンセントを抜きます。ドアを開けっぱなしにすると、冷凍庫内についている霜が溶けやすくなります。(※溶けた水が庫内に垂れてくることがあるので、タオルを敷いておきましょう)
- 水抜きをする:冷蔵庫の底面や背面には、溶けた水を溜める「水受けトレイ(蒸発皿)」があります。引越しの当日の朝、このトレイに溜まった水を捨てて完了です。
※最近の大型冷蔵庫は自動霜取り機能がついているものも多いですが、水抜き作業自体は必須です。必ず取扱説明書を確認してください。
冷蔵庫の中身(食材や調味料)はどうする?賢い使い切り方
冷蔵庫を空にするために、引越しの1週間前からは「食材の買い出し」をストップし、冷蔵庫の中にあるもので献立を考える「使い切り作戦」を開始しましょう。
- 調味料の処分:賞味期限が切れているものや、残りわずかなものは思い切って捨てましょう。引越しは不用品を断捨離する絶好のチャンスです。
- どうしても残ったもの:未開封の調味料などは、引越し当日に「クーラーボックス」や「保冷バッグ(スーパーでもらえる氷や保冷剤を活用)」に入れて自分で運びます。引越し業者は食品の運搬(温度管理)をしてくれないので注意が必要です。
10年以上使っているなら注意!引越しを機に買い替えた方が安上がりなケース
もし、いま使っている冷蔵庫が「製造から10年以上経過している」あるいは「一人暮らし用(100L前後)で、新居では小さすぎる」という場合は、引越しに持っていかず、今の家で処分(不用品回収)し、新居で新しい冷蔵庫を買うことをおすすめします。
古い冷蔵庫は電気代が非常に高いため,最新の省エネモデルに買い替えるだけで年間の電気代が数千円〜1万円近く安くなることがあります。また、大きな冷蔵庫を運ぶとなると引越し料金(トラックのサイズ)が跳ね上がるため、結果的に「処分+新規購入」の方がトータルのコスパが良くなることが多いのです。
まとめ:水漏れトラブルを防いで、スムーズな引越しを実現しよう!
引越し前日の冷蔵庫の電源オフは、水漏れによる他の荷物への被害を防ぐために絶対に守るべきマナーです。
もし古い冷蔵庫の処分に困ったら、自治体の粗大ゴミに出すか、不用品回収業者の一括見積もりなどを利用して、手間なく賢く手放しましょう!

